営業の商談練習をAIに任せたい人向けに、AIロープレの主要8サービスを「分析・評価の中身」「シナリオの用意のしかた」「料金の公開状況」「向く人」で並べました。読み終えると、自分の仕事に合うタイプと、最初に試す1サービスを決められます。

このまとめは、2026年10月19日時点の公式ページと公式発表をもとに整理しています。実際のアカウント登録や利用はしていないため、使い心地や採点の精度については書いていません。

迷ったらこれ:用途別のおすすめ3つ

こんな人は選ぶもの理由
まず費用をかけずに試したい個人・小さなチームPeopleX AIロープレ公式ページに「AIロープレを無料でご利用いただけるプランをご用意しております」と記載があり、「無料プランを試す」から始められる
実際の商談の内容で練習したいJAPAN AI SALES「AIロープレ」(2026年11月提供予定)/AmiVoice RolePlay商談議事録や商談データから、練習用のシナリオをAIが作る
研修として社内に広げたい、コールセンターも対象にしたいSAPI ロープレ/exaBase ロープレ/VideoTouch AIロープレ営業・接客・新人育成・コールセンター・クレーム対応などの研修用途を公式に挙げている

初めてなら、PeopleXが最初の一歩です。 公式ページ・発表の範囲で、無料プランの記載があったのはPeopleXでした。ほかのサービスの資料には無料プランの記載がありません。PeopleXは公式に無料プランの記載があり、今日から試せる可能性があります。得になるのは「費用の判断を後回しにして、まず1場面を練習できること」。無料でできる回数や機能の範囲は公式ページに書かれていないので、足りるかどうかは触って決めることになります。向かないのは、無料の上限を先に知ってから決めたい人です。

用途別のおすすめ3つの早見図
目的が「無料で試す」「商談で練習」「社内研修」のどれかで、選ぶ候補が決まります。

最初の5分でやること: PeopleXの公式ページから「無料プランを試す」で始め、自分がよく受ける断り文句を1つ、練習の場面として設定してみてください。営業の自動化全体を視野に入れるなら、AIエージェント業務自動化事例も参照して、ロープレ以外に任せられる業務がないか検討するといいでしょう。

「どこも要問い合わせで比べられない」と感じやすい分野です。公開された料金表は、ここで扱う8つの資料にはありませんでした。料金欄は「非公開」「要問い合わせ」「記載なし」と書き分けています。

AIロープレとは?できること・メリットと従来のロープレの課題

AIロープレとは、AIが顧客役を演じ、営業や接客の練習を何度でも繰り返せるサービスです。人に相手役を頼まなくても、好きな時間に練習できます。

従来のロープレの課題とAIロープレでできることの比較
人の手配と評価のばらつきが、AIが相手役と評価を担うことで変わる点が分かります。

従来のロープレの課題

  • 相手役と評価役を、人を集めて用意する手間がかかる
  • 評価する人によって、点数や指摘がばらつきやすい
  • 若手にとっては、先輩の前で練習すること自体のハードルが高い

AIロープレでできること

公式ページと公式発表に書かれている機能を整理すると、次のとおりです。

  • AIが顧客役を務める:AIアバターが発話内容や文脈に応じて応答する(AmiVoice RolePlayなど)
  • 自動のフィードバック・評価:練習後に強みと改善点を示す(AmiVoice RolePlay、JAPAN AI SALES、PeopleXなど)
  • 採点の仕組み:事前に決めた評価の観点で点数化する。たとえばAmiVoice RolePlayは、関係構築力・ヒアリング力・提案力・折衝力・クロージング力の5観点で点数化し、評価軸は企業ごとに最大2パターンまで設定できる
  • シナリオの作成:テンプレートから選ぶ、AIで自動生成する、自分で設定する
  • 履歴・ダッシュボード:成長や進捗を後から見返せる(SAPI ロープレ、PeopleX、JAPAN AI SALESなど)

導入のメリットは、相手役を用意する時間を減らせること、同じ場面を反復練習できること、評価の基準をそろえやすいことです。効果の大きさは各社が示す事例で語られるもので、この記事で測った数値ではありません。営業の商談練習だけでなく、その後の顧客対応(メール返信やヘルプデスク)も自動化したいなら、問い合わせ対応AI比較も参照して、営業支援の全体像を決めるといいでしょう。

AIロープレサービスの比較表

公式ページ・公式発表の記載日はすべて2026年10月19日時点です。

AIロープレ8サービスの状態とタイプの早見表
8サービスのうち、提供予告なのはJAPAN AI SALESだけで、タイプは5つに分かれます。

基本情報

サービス状態タイプ料金向きそうな用途公式の日付
PeopleX AIロープレ提供中シナリオ生成型無料プランあり(範囲は記載なし)。有料は非公開個人・組織ページ内に更新日の記載なし
JAPAN AI SALES「AIロープレ」提供予告(2026年11月予定)商談データ連携型未発表営業(次回商談の練習)発表 2026-10-19
AmiVoice RolePlay提供中(AI対話型はオプション)商談データ連携型・AIアバター型発表資料に記載なし営業・接客AI対話型 2026-05-14/商談データからの自動生成 2026-08-06
SAPI ロープレ提供中シナリオ生成型非公開(ヒアリング後に提案)営業・接客研修、新人育成、クレーム対応シーン作成AI 2025-12-01(ページの最新情報 2026-10-06)
VideoTouch AIロープレ提供中シナリオ自作型非公開コンタクトセンター、営業、店舗接客記載なし
UMU AIロープレ提供中学習プラットフォーム型製品ページに記載なし営業、カスタマーサクセス、オペレーター記載なし
exaBase ロープレ提供中AIアバター型非公開営業、コールセンター、面談・面接官トレーニング記載なし
アバトレ(AVITA)提供中AIアバター型要問い合わせ営業・接客記載なし

アバトレの情報の出典は、第三者の掲載ページ(ASPIC)です。AmiVoice RolePlayとJAPAN AI SALESは公式プレスリリース、そのほかは各社の公式ページが出典です。

分析・フィードバックの中身

練習の後に何が返ってくるかは、サービス選びの大きな分かれ目です。出典に書かれている内容だけを並べています。

サービス評価・フィードバックの内容点数化・評価の仕組み
PeopleX AIロープレリアルタイムのフィードバック。個人の強み・課題に合わせたパーソナライズ個人別・組織別のダッシュボード
JAPAN AI SALES「AIロープレ」AI自動評価・フィードバック履歴管理で進捗を可視化
AmiVoice RolePlay商談後に強みと改善点をAIが分析5観点で点数化(評価軸は企業ごとに最大2パターン)
SAPI ロープレAI解析レポートダッシュボードで成長を可視化
VideoTouch AIロープレレポート生成詳細な仕様は記載なし
UMU AIロープレ4つの学習フェーズ(ヒアリング・提案・質疑応答・応用練習)でAIが即時にアセスメント学習フェーズごとの評価
exaBase ロープレ自動フィードバック改善内容とナレッジの蓄積
アバトレ(AVITA)自動評価(第三者の掲載ページの情報)評価基準の標準化

話速・声のトーン・表情・NGワード検知は、各社の資料で触れているサービスがありません。ほかの紹介記事で挙げられていることもあるため、重視する場合は導入前に各社へ「何を分析するか」を直接たずねるのが確実です。AmiVoice RolePlayは発表資料、アバトレは第三者の掲載ページが出典のため、機能の細部は提供元でご確認ください。

表を見て「まず無料で試して、合わなければ法人向けを問い合わせる」と決めたなら、入り口はPeopleXの無料プランです。

まず試すなら、公式ページで無料プランが案内されているPeopleX。

PeopleX AIロープレ を無料で始める(公式)

サービスのタイプ別の選び方

サービスは、練習のシナリオをどう用意するかで大きく分かれます。

使う場面ごとの候補サービス対応表
自分の使う場面から、見るべき候補を引けます。
タイプ特徴当てはまるサービス
商談データ連携型実際の商談の記録から、練習用のシナリオを自動で作るJAPAN AI SALES(予告)、AmiVoice RolePlay
シナリオ生成型状況を伝えると、AIがシナリオを作るPeopleX、SAPI ロープレ
シナリオ自作型人格や状況を自分で設定するVideoTouch
AIアバター型AIアバターが顧客役を演じるAmiVoice RolePlay、exaBase、アバトレ
学習プラットフォーム型学習の仕組みの一部としてロープレを提供するUMU

使う場面で選ぶ

使う場面候補公式に書かれている根拠
営業の個人練習・小さなチームPeopleX無料プランがある。個人別ダッシュボードがある
自社の商談データで練習したい営業チームAmiVoice RolePlay、JAPAN AI SALES(予告)商談データからシナリオを自動生成する
コールセンター・オペレーター育成VideoTouch、exaBase、UMUコンタクトセンター、コールセンター・顧客対応、オペレーターを対象に挙げている
クレーム対応・接客の研修SAPI ロープレ、VideoTouchクレーム対応、店舗接客を対象に挙げている
面談・面接官トレーニングも含めたいexaBase評価面談・面接官トレーニングを用途に挙げている
学習の仕組みとあわせて進めたいUMU4つの学習フェーズがあり、自社の「勝ちパターン」を反映できる

シナリオ作成の手間で選ぶ

  • 自分で場面を決めたい:VideoTouch(人格・状況を設定する)、exaBase(シナリオ・アバターを設計する)
  • AIに作らせたい:PeopleX(AIによるシナリオ生成)、SAPI ロープレ(AIとの対話で自社の状況に合ったシナリオを自動生成するシーン作成AI)
  • 短時間で設定したい:アバトレ(ノーコードで約30秒の設定と記載)
  • 商談の記録から作りたい:AmiVoice RolePlay、JAPAN AI SALES(予告)

商談データ連携型は、それぞれの営業支援サービスの利用が前提です。AmiVoice RolePlayの自動生成機能は、公式発表では「AmiVoice SalesBoost」シリーズの利用企業が対象で、商談データを扱う「AmiVoice SalesAgent」と連携します。JAPAN AI SALESのAIロープレは、「JAPAN AI SALES」の機能として発表されています。

無料で始められる範囲

各サービスの無料枠・トライアルの有無は、申込前に公式で確認してください。

なお、steach(ジェイック)は無料のロープレアプリとして紹介されることがありますが、公式の説明は「AIが面接診断!5分で面接力UP」の面接練習アプリです。営業ロープレではないため、比較表には入れていません。

各サービスの紹介

どのサービスも「何ができるか・料金・向く人と向かない人・最新の更新」の順に書いています。

各サービス紹介の読み方と料金の書かれ方
料金が公開されているサービスは少なく、紹介では料金の扱いを明記しています。

PeopleX AIロープレ

  • 何ができるか:個人の強み・課題に合わせたパーソナライズ、AIによるシナリオ生成、リアルタイムのフィードバック、複数キャラクターの登場、英語と日本語への対応、個人別・組織別のダッシュボード。
  • 料金:無料プランがある。無料の範囲(回数や機能の制限)は公式ページに記載がなく、有料プランの料金は非公開。
  • 向く人:まず費用をかけずに試したい個人や小さなチーム。英語での練習が必要な人。
  • 向かない人:無料の範囲をあらかじめ知ってから決めたい人。
  • 最新の更新:ページ内の日付は「新CM 2026年7月」のみ。

JAPAN AI SALES「AIロープレ」

  • 何ができるか:商談議事録や活動履歴をもとに、担当案件ごとの専用シナリオをAIが自動生成する。機能は、①実商談データに基づく専用シナリオの自動生成 ②業界・フェーズ別のテンプレートシナリオ ③双方向対話による多様な状況の再現 ④AI自動評価・フィードバック ⑤履歴管理による進捗の可視化。
  • 料金:対象プランと料金は未発表。
  • 向く人:すでにJAPAN AI SALESを使っていて、次回商談の練習をしたい営業担当。
  • 向かない人:今すぐ使いたい人。提供は2026年11月からの予定で、現時点は提供開始の予告です。
  • 最新の更新:2026年10月19日に発表(出典:公式プレスリリース)。

AmiVoice RolePlay

  • 何ができるか:AIアバターが顧客役となり、発話内容や文脈に応じて応答する。商談後に強みと改善点をAIが分析する。商談データからロープレ用のコンテンツを自動生成する機能もあり、評価軸は企業ごとに最大2パターンまで設定できる。標準の評価は5観点で点数化する。
  • 料金:発表資料に記載なし。
  • 向く人:AmiVoice SalesBoostシリーズの利用企業。
  • 向かない人:商談データからの自動生成を使いたいが、対象のシリーズを導入していない企業。
  • 最新の更新:2026年5月14日にAI対話型ロープレをオプション提供開始。2026年8月6日に、商談データからの自動生成機能を追加(出典:公式プレスリリース)。

SAPI ロープレ(Sapeet)

  • 何ができるか:AIとの対話シミュレーション、AI解析レポート、ダッシュボードによる成長の可視化、シーン作成AI。
  • 料金:詳細な料金表は非公開。導入は、ヒアリング、プランと料金の提案、定着支援の順に進む。
  • 向く人:営業研修、接客研修、新人育成、クレーム対応研修を社内で整えたい企業。小売、人材紹介、製薬・医療、建設、金融などの業種が例に挙がっています。
  • 向かない人:料金を見てから検討を始めたい人。
  • 最新の更新:2025年12月1日にシーン作成AIをリリース。ページの最新情報は2026年10月6日。

VideoTouch AIロープレ

  • 何ができるか:多様な人格・状況を設定してロープレを行い、レポートを生成する。
  • 料金:非公開。
  • 向く人:コンタクトセンター(インバウンド・アウトバウンド)、営業、店舗接客、クレーム対応の練習をしたい現場。
  • 向かない人:CRMとの連携を前提に選びたい人。公式ページにCRM連携の記載はありません。
  • 最新の更新:公式ページに更新日の記載なし。導入事例として、ロープレの実施回数が4倍、育成工数が93%減(132時間から9時間)と記載があります。これは同社の事例の自己申告値です。

UMU AIロープレ

  • 何ができるか:営業やカスタマーサクセス向けの対話型トレーニング。4つの学習フェーズがあり、AIがその場で評価する。自社の「勝ちパターン」を反映することもできる。
  • 料金:製品ページに記載なし。
  • 向く人:営業、カスタマーサクセス、オペレーター、マネージャー、若手の育成を、学習の仕組みとあわせて進めたい企業。
  • 最新の更新:製品ページに更新日の記載なし。

exaBase ロープレ

  • 何ができるか:シナリオ・アバターの設計、AIロープレの実施、自動フィードバック、改善内容とナレッジの蓄積。
  • 料金:非公開。
  • 向く人:新人研修、営業スキルアップ、コールセンター・顧客対応、評価面談や面接官のトレーニングまで、幅広い用途で使いたい企業。公式ページには利用ユーザー数5万人と記載があります。
  • 向かない人:料金を公開情報だけで比べたい人。
  • 最新の更新:公式ページに更新日の記載なし。

アバトレ(AVITA)

  • 何ができるか:AIアバター相手のロープレ。ノーコードで約30秒の設定、自動評価、PC・モバイル対応、評価基準の標準化(出典:第三者の掲載ページ・ASPIC)。
  • 料金:要問い合わせ。無料トライアルの記載なし。
  • 向く人:専門知識がなくても、短時間でシナリオを設定したい営業・接客の現場。
  • 最新の更新:記載なし。

選定チェックリスト

どのサービスも料金が見えにくいので、問い合わせの前に次の項目を整理しておくと比べやすくなります。

選定チェックリスト6項目
問い合わせの前に、この6項目を整理しておくと各社を比べやすくなります。
  1. シナリオの用意:自分で作るのか、AIが作るのか、商談データから自動で作るのか。
  2. 採点・分析の中身:評価の観点を自社に合わせて変えられるか。話速・声のトーン・表情・NGワードを見たいなら、分析の有無を問い合わせで聞く。
  3. CRM・SFAとの連携:AmiVoiceは「AmiVoice SalesAgent」と連携します。VideoTouchはCRM連携の記載がありません。
  4. 管理画面・ダッシュボード:PeopleX、SAPI ロープレ、JAPAN AI SALES(履歴管理)に記載があります。
  5. 無料プラン・トライアル:PeopleXの無料プランは範囲が未記載です。申し込む前に確かめましょう。
  6. データの扱い:導入前に、無料の範囲・契約期間・データの扱いを各社の公式ページで確かめましょう。商談の記録を使うタイプでは、問い合わせの際に必ず聞いておきたい項目です。

導入の進め方

導入の進め方4段階の流れ図
小さく始めて、基準を決めてから広げる4段階の流れです。
  1. 範囲を絞る:新人研修や、断り文句への切り返しなど、1つの場面から始める。
  2. 無料で試せるものから触る:PeopleXのように無料プランのあるサービスで、練習の流れをつかむ。
  3. 評価の基準を決める:何をもって「できた」とするかを先に決める。
  4. 効果を見て広げる:うまくいった場面を、チームの他のメンバーに広げる。

次の一歩:PeopleXの無料プランで1場面だけ練習する

今日やることは1つです。PeopleXの無料プランを始め、よく受ける断り文句を1つだけ練習してみてください。公式ページ・発表の範囲で無料プランの記載があったのはPeopleXなので、費用の判断を待たずに始められます。練習して足りなければ、次に商談データ連携型やSAPI ロープレなどの法人向けを検討する流れになります。

次の一歩:PeopleXの無料プランで1場面練習
費用の判断を待たずに、まず1場面の練習から始められます。

まず試すなら、公式ページで無料プランが案内されているPeopleX。

PeopleX AIロープレ を無料で始める(公式)

更新履歴

  • 2026-10-19:初版。JAPAN AI SALES「AIロープレ」(2026年11月提供予定の予告)を掲載。PeopleX、AmiVoice RolePlay、SAPI ロープレ、VideoTouch、UMU、exaBase、アバトレの情報を整理。

もっと詳しく:他に検討したいサービス

比較で名前が挙がることの多いサービスです。上の8サービスと並べて検討したい場合は、各社の公式ページで内容を見てください。

  • Brain Plus for Sales
  • mimik AI
  • iRolePlay
  • AIプラストーク
  • SmartSkill Talk

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